日本学術振興会カイロ研究連絡センター 2019年度第13回定例懇話会(12/26)のお知らせ 「リビア-混乱の長期化と石油部門の動向-」  講師:上山 一(釧路公立大学経済学部・講師)

2019年度第13回定例懇話会(12/26)のお知らせ

◆  日時:2019年12月26日(木曜)18:00開場 18:30講演 20:00懇親会 21:00閉会
◆  場所:日本学術振興会カイロ研究連絡センター多目的集会室

◆  講演:「リビア-混乱の長期化と石油部門の動向-」

◆  講師:上山 一(釧路公立大学経済学部・講師)

◆ 要旨(講師記):リビアでは、2011年10月、約42年に亘って政権を維持してきたカッザーフィー(カダフィー)が殺害されたことで、長期独裁政権は終焉を迎えた。しかし、その後も武装勢力間の衝突が続き、また2014年夏には、西のトリポリと東のトゥブルクに政府が分裂して以降、政治的に混乱した状況が続いている。そして、2019年4月には、旧政権崩壊に貢献した実力者・ハフタル将軍が突如、首都トリポリに進軍を開始したことで、リビアの混迷はより一層深まっている。リビアの混乱は同国経済に大きな打撃を与えており、石油部門はとりわけ深刻な影響を受けている。

 昨今、リビアにおける石油生産の動向が国際石油価格の値動きに影響を及ぼしている。リビアは、以前に比べその影響力は低下したものの、依然として国際石油市場を揺さぶる影響力を持っている。

本発表では、リビアの政治・経済状況を整理した上で、石油部門の動向とその見通しについて議論する。

  • 参加:参加者は、氏名を明記の上、講演(聴講無料)および懇親会 (参加費30LE) の申込内容を、メール(jspslecmet@gmail.com)にて、前日までにお伝えください。

     

     

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