2018年5月10日(木)2018年度第2回定例懇話会 「三島由紀夫と中東世界:比較的考察;Yukio Mishima and the Middle East World : A comparative Perspective」講師:ナグラ・ハフィズ Naglaa Hafez

◆ 日時:2018年5月10日(木)18:00開場 18:30講演 20:00懇親会 21:00閉会
◆ 場所:日本学術振興会カイロ研究連絡センター多目的集会室
◆ 講演:「三島由紀夫と中東世界:比較的考察;Yukio Mishima and the Middle East World : A comparative Perspective」
◆ 講師: ナグラ・ハフィズ Naglaa Hafez(バンハー大学文学部日本語日本文学科准教教授 (Banha University, Faculty of Literature,Department of Japanese Language and Literature)
◆ 要旨(講師記)
三島由紀夫(1925-1970)は本名平岡公威(きみたけ)は、誕生から少年期に当たる1925年から1940年あたりまで(大正デモクラシー後期から日中戦争期)の近代日本における海外文化の本格的受容は、「アジア、アラブなども漏れず、さらに世界各地の神話伝説から哲学思想、精神分析、科学、天文学、地理学、美術など、当時、知られていた文化全般に及んで」いた。幼年期の三島の第一の愛読書に中島孤島訳『アラビアン・ナイト』があり、「子供に読ませていいのか、とびっくりするやうな挿話(たとへば、プロロオグの王妃の姦通譚や、黒島の王子の物語)も堂々と入れられてゐた。かういふ頽廃派好みの挿話が、いかに私の文学的空想力を培つたかは、『岬にての物語』といふ短編小説の中にも書いたとほりである」と、三島は回想している。本稿では、三島由紀夫の文学・戯曲における中東世界の文化遺産の受容と特色について、考察したい。

 

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