学振について

センター長挨拶

2015年4月にカイロに着任しました。専門はイスラーム建築史・都市史で、エジプトを含む中東をはじめ、広くイスラームが普及した地域の建築や都市の歴史を考究しております。なお、私の著作には、『イスラーム建築の見かた』(東京堂出版)、『世界のイスラーム建築』(講談社現代新書)、『イスラーム建築の世界史』(岩波書店)などがあります。エジプトの歴史的モスクや教会、さらにはカイロやアレキサンドリアの町並みなどをとおして、積層する文化や変容する歴史の研究を進めていきたいと思っています。
当センターは日本とエジプト、さらには中東の学問的交流を目的としております。日本学術振興会のプログラムのご紹介を始め、日本とエジプト、中東に関してひろく情報交換を行いながら、双方におられるみなさまの架け橋になるよう勤めていく次第です。昨今、イスラームや中東に対する危機感が高まっておりますし、中東全域に平和が訪れる日は、もう少し、先のことかもしれません。しかしながら、そのような状況においても、中東における研究、あるいは中東に関する研究は日々進化しております。
カイロ・センターは、今後とも積極的な活動を心がけていこうと思っております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

深見奈緒子 (2015年度センター長)

学振について

日本学術振興会(学振)は、学術研究の助成、研究者の養成のための資金の支給、学術に関する国際交流の促進、学術の応用に関する研究等を行うことにより、学術の振興を図ることを目的として設立された独立行政法人です。
→ ウェブサイト https://www.jsps.go.jp/index.html
パンフレット・定期刊行物 https://www.jsps.go.jp/publications/index.html

 

海外オフィス

カイロセンターについて

ビル正面入り口

ビル正面入り口

1984年に設立されたカイロ研究連絡センターは。日本学術振興会の海外オフィスの一つです。
センターの主な業務は、

  1. 日本と中東地域との学術の国際交流事業に必要な情報・資料を収集ないし提供すること
  2.  日本と中東地域の学術機関、研究者の連絡役となること
  3.  学術の国際交流等の目的でカイロを訪問する日本の研究者等に対して便宜供与を図ること

です。
カイロに滞在中の研究者・留学生に対して、アラビア語、日本語、西欧語の図書閲覧・貸し出し等便宜を図っています。必要に応じて、FAX、郵便物の代理受取も致します。
学振懇話会、その他研究会も随時開催しています。

カイロセンターへのアクセス

Address: 9 Al-Kamel Mohammad St. Flat 4, Zamalek, Cairo
TEL&FAX: 20-2-2736-3752
Open Hours: Sun-Thu 10:00am-4:00pm

カイロセンターの出版物

jspscairo publication01 1. 板垣雄三『日本の文明戦略にとっての中東』(カイロ学振懇話会記録 第一号)(1999年発行)
長澤榮治センター長在任時、1998年12月3日に開催された板垣雄三先生の懇話会での発表「日本の文明戦略にとっての中東」の講演録。
jspscairo publication02 2. 『カイロ書店案内 2004』(2004年発行)
平井文子センター長在任時、2003年度に1年がかりで調査・作成されたカイロの書店のガイドブック。現在までカイロで書店を探す際の基本的なガイドブックとして中東・イスラーム研究者に参照されている。
jspscairo publication03 3. 『カイロ研究連絡センター30周年記念』(2016年発行)
深見奈緒子センター長在任時、カイロ研究連絡センター設立30周年を記念して作成された冊子。
→PDF版のダウンロードはこちら