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 2008年度 第4回学振懇話会のお知らせ 


古文書に見るエジプトの結婚と離婚
  ―パピルスに記された男女の仲―



イスラーム世界では「結婚は信仰の半ば」と言われ、コーラン(クルアーン)に裏付けられた契約です。新郎が新婦に支払う婚姻契約金(マフル)には、離婚の場合の慰謝料相当分が含められています。
エジプトがイスラーム化されたのは、西暦642年、預言者ムハンマドの死からわずか10年後のことでした。アラブの軍勢がアラビア半島から攻め込み、新しい宗教のイスラームをもたらしたのです。それまでエジプトの地はビザンツ帝国(東ローマ帝国)の支配下にあり、キリスト教が根付いていましたが、住民の大多数は新しい信仰を受け入れました。やがて、それぞれの信徒は一つの国民となります。そうなると、異なる信者間の結婚は、そして離婚はどうなったのでしょうか。
今回の講演では、パピルスの古文書に記されたイスラーム教徒とキリスト教徒(コプト)の結婚と離婚の契約について解き明かします。
講師は古文書研究の第一人者で、講演はアラビア語で行われますが、日本語の通訳がつきます。

講演と質疑応答のあと、いつも通り懇親会に移ります。 みなさま、どうぞ気軽にお越しくださいますよう、ご案内申し上げます。


2008年10月23日
日本学術振興会カイロ研究連絡センター
センター長 大石 悠二




日時: 10月30日(木) 18時30分より

会場: 日本学術振興会カイロ研究連絡センター

題目と講演者:

古文書に見るエジプトの結婚と離婚
 ―パピルスに記された男女の仲―

講演者    :  サイイド・マガウェリ・モハメッド氏(ミヌフィア大学准教授) 
 




恐れ入りますが、準備の都合上、ご出席くださる方は事前にご一報をお願いいたします。








2008年度の演題と報告者


第3回 8月19日(火)

砂糖から見たイスラーム社会
 ―ただ甘いだけではない、その深い歴史―

佐藤次高教授(早稲田大学大学院 東洋文庫研究部長)


第2回 7月31日(木)

放置地雷の探査と除去
 ―これ以上の悲劇を繰り返さないために―

ガッド・エル=カディ博士(エジプト国立天文・地球物理学研究所) 


第1回 5月23日(木)

コミュニケーションと政治改革
 ―エジプトの現状から―

アムル・エル=レイシー氏(週刊エル・ハミース紙主筆)





2007年度の演題と報告者


第6回 2月28日(木)

地域に根ざした障害者支援
 ―JICA専門家、ある自立支援活動―

吉田美穂(JICA専門家・障害者支援分野)


第5回 1月24日(木)

化粧から見る現代カイロの女性たち
 ―ジェンダー学の視点から―

鳥山純子・日本学術振興会特別研究員(お茶の水女子大学ジェンダー学際研究専攻)


第4回 11月29日(木)

エジプトの野生植物から新抗がん薬も
    ―新薬開発で注目の生化学最前線―

Hany A. El-Shemy教授(カイロ大学農学部)


第3回 8月30日(木)

『イスラム世界』はあるのか?
    ―論争の中の加藤博教授が語る―

加藤博教授(一橋大学)


第2回 7月11日(水)

日本・エジプト関係の再評価
    ―経済発展・開放政策の行方―

イサム・ハムザ教授(カイロ大学文学部日本語学科長)


第1回 5月9日(水)

エジプト、グローバル化と社会変動
 ―経済発展・開放政策の行方―

Khalil Darwish 教授(カイロ大学政経学部・行政学科長





2006年度の演題と報告者


第4回 11月30日(木)

エジプトのスーフィー(イスラム神秘主義)教団
 ―この国の宗教、社会と政治を理解する鍵―

Ali Al-Mekkawi教授(カイロ大学文学部社会学科長)




第3回 8月10日(木)

「9.11」以降のパレスチナ・イスラエル紛争を考える
 ―中東の危機はなぜここまで深まったか、これからどうなるのか―

臼杵陽教授(日本女子大学)




第2回 7月6日(木)

「イスラム・パピルス文書の芸術
 ―女性や動物などを描いた絵画とカリグラフィー―

サイード・マガウリー博士(メヌーフィーヤ大学観光学部助教授)


第1回 5月25日(木)

「乳科学者から見るエジプト

メルヴァト・フォダ博士(エジプト国立研究センター(NRC)乳科学部助教授)





2005年度の演題と報告者


第6回 3月23日(木)

政教分離(世俗主義の理念と現実)

島薗 進(東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授)


第5回 1月26日(木)

フィリピン南部ムスリム社会の現状

石井 正子(国立民族学博物館助手)


第4回 11月24日(木)

「イラクの連邦制について

坂井 定雄(龍谷大学名誉教授)


第3回 8月25日(木)

「統計からみたエジプト社会
加藤 博 博士(一橋大学大学院経済学研究科教授)、岩崎えり奈(一橋大学大学院経済学研究科博士課程)


第2回 7月28日(木)

「古文書にみる奴隷制度

サイード・マガウリー博士(メヌーフィーヤ大学観光学部助教授)



第1回 5月26日(木)

「源氏物語とアラブ文学」
アフマド・ファトヒー博士(カイロ大学文学部日本語学科教授)





2004年度の演題と報告者

第5回 1月27日(木)


「エジプトにおける遺伝子組み換え食品」
ハニー・エルシェミー博士(カイロ大学農学部助教授、元日本学術振興会研究員)


第4回 11月25日(木)


「アラビア文字の美」
アシュラフ・オベイド氏(エジプト外務省職員、ムバーラク図書館講師、エジプト書道協会会員)


第3回 9月2日(木)

「イスラームと経済―理論と現実」
加藤博氏(一橋大学大学院経済学研究科教授)


第2回 7月8日(木)

「パピルス文書に見る薬草と香草」
マガーウリー氏(メヌフィーヤ大学教授)


第1回 5月27日(木)

「文明としてのイスラーム――思想の歴史」
小林春夫氏(カイロ研究連絡センター長、東京学芸大学)






2003年度の演題と報告者


第6回 3月7日(日)

「サハラ・キャラバン交易とアラブ世界―アラブがみた黒人アフリカ社会
私市正年氏(上智大学教授)


第5回 1月8日(木)

「イラク戦争後のアラブ世界」
長沢栄治氏(東京大学東洋文化研究所教授)


第4回 12月11日(木)

「ブルカ」三つの謎――その名前、かたち、理由
後藤絵美氏(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究博士課程在籍、カイロアメリカン大学留学中)


第3回 10月2日(木)

アラビア語パピルスに見る結婚、離婚・ホッラー(離別)について
Dr. サイード・マガウリ氏(エジプト国立図書館アラビア語パピルス研究主任)
通訳ソリマン・アラディン氏(カイロ大日本語学科講師)


現代エジプトの家族法/身分法をめぐる諸問題
嶺崎寛子氏(御茶ノ水女子大学大学院在籍、JICA在外専門調整員)


第2回 8月20日(水)

エジプトにおける児童労働問題と児童教育について――“アル・ジール・センター”の活動を通じて
アフメド・アブドゥッラー氏(アル・ジールセンター所長)


第1回 6月19日(木)

バハレイヤ・オアシスにおける社会開発プロジェクトに見る女性の自立

大崎由加里(青年海外協力隊員、洋裁講師)

コンピュータ技術支援活動を通して見た現代エジプト人気質
小澤奈津子氏(青年海外協力隊員、システムエンジニア)




参加希望等に関しましては、下記までご連絡ください

日本学術振興会カイロ研究連絡センター

9, Al-Kamel Mohammad St. Flat 4, Zamalek
TEL/FAX: 20-2-27363752
E-mail: webmaster@jspscairo.com, jspscairo@hotmail.co.jp


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