日本学術振興会カイロ研究連絡センター 2019年度第15回定例懇話会(3/11)のお知らせ 『墓壁画にあらわれる古代エジプトの夫婦像』 講師:畑守泰子 Yasuko Hatamori (愛媛大学アジア古代産業考古学研究センター 研究員)

2019年度第15回定例懇話会(3/11※水曜)のお知らせ
◆  日時:2020年3月11日(水曜)18:00開場 18:30講演 20:00懇親会 21:00閉会
◆  場所:日本学術振興会カイロ研究連絡センター多目的集会室

◆  講演:『墓壁画にあらわれる古代エジプトの夫婦像』

◆ 講師:畑守泰子 Yasuko Hatamori

(愛媛大学アジア古代産業考古学研究センター 研究員)

◆ 要旨(講師記)

古代エジプトの壁画や彫像には夫婦像が数多く残されています。仲睦まじそうな夫婦の図像は、家族の間の密接な結びつきや女性の地位の高さを反映するものと考えられてきました。しかし近年は、夫婦像も含め墓由来の様々な図像は、現実をそのまま写したものではなく、葬祭慣習や死生観と深く結びついた象徴的な表現であったとする解釈が定着しつつあります。エジプトの夫婦像は、肩を抱く、腕や腰、足に触れる、などという形で夫婦の身体的な触れ合いが表現されている点が特徴的ですが、そこにはどのような意味が込められていたのでしょうか。

懇話会では古王国時代の夫婦像の姿勢や触れ方のバリエーションやその変化から見た、夫婦像の特徴や意味についてお話ししたいと思います。

※今回の懇話会は水曜に開催いたしますので、お間違えのないようお気をつけください。

 

     

 

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