日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Hybrid) (2022 年度第 5 回のお知らせ)

日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Hybrid) (2022 年度第 5 回のお知らせ)

前略、この度はインド美術史ご専攻で、エジプトの大学で日本語講師をお勤めの出野先生に、19世紀半
ばから世界大戦前までのエジプトと日本についてお話を伺えることとなりました。スフィンクスの前の侍
たちの写真をご存知の皆さまも多いかと存じます。皆さまのご参加をお待ちしております。
 コロナ禍により、2020年8月よりオンラインの開催とさせていただいておりましたが、今回は現状におい
てはハイブリッドでの開催をと考えております。オンラインでのご参加の手続きは、いつも通りご連絡をお
願いいたします。一方、対面でご参加をご希望の方は、別途ご連絡をいただきたく、下欄にご案内いたしま
す。

草々

◆ 日時:2022年9月3日(土) 開始時間:カイロ13時より (日本時間20時より) 60分

質疑応答:30分

◆ 配信方法:対面とzoom
◆ 講演:「近代における日本人エジプト来訪者」
◆ 講師:出野 尚紀 ミスル科学技術大学外国語翻訳学部日本語学科 外国人特別講師
◆ 要旨(講師記)
公式に日本人が初めてエジプトの地を訪れたのは、1862年3月に、ヨーロッパ各国に赴くための幕府の
外交使節(文久遣欧使節)がスエズからカイロを経てアレクサンドリアに至ったときである。
船舶を主たる交通手段としていた時代において、日本・ヨーロッパ間の旅程には、スエズ運河開通まで
はスエズからアレクサンドリアへの陸路が、運河開通後は運河通航が多く用いられていた。アジアとヨー
ロッパの中継地となっていた時代のエジプトにおいて日本人がエジプトをどのように見ていたのか、どの
ように関わっていたのかを、第二次世界大戦により断交されにカイロ公使館が閉じられた1942年まで、ト
ピックを中心に概観する。
●参加方法:講演は無料となっております。
オンラインでの参加希望者は、氏名(フルネーム)と所属、第5回を明記の上、メール
jspslecmet@gmail.com 宛に前日までに必ずお申込みください。ZoomのURL、ID、パスワードをこちらより後
日連絡いたします。
対面での参加希望者は、氏名(フルネーム)と所属を明記の上、 naokofukami@gmail.com 宛にご連絡ください。なお、対面でご参加いただけますみなさまには、講演終了後に講師との懇親の時間を設けさせていた
だく予定です。ただし、対面の制限人数および開催場所につきましては、コロナの状況に合わせ、流動的
とさせていただきますこと、ご了承くださいませ。
※今回の講演は土曜に開催いたしますので、曜日をお間違えのないようにご注意ください。

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日本学術振興会カイロ研究連絡センター
JSPS Cairo Research Station
9 El Kamel Mohamed St, flat 4, Zamalek, Cairo.
Tel&Fax : +20-2-27363752
Email : jspslecmet@gmail.com,
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