日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Online) (2022年度第8回のお知らせ)

日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Online)
(2022年度第8回のお知らせ)

前略、カイロでは朝夕の寒気を感じるようになってまいりました。この度は、日本国際問題研究
所の井堂先生に、まさに今開催中のCOP27についてお話をいただけることになりました。先生
は開発学を専攻後、エジプトのパン配給・食料補助金制度、食糧安全保障問題等をご研究され、最
近では『世界』の10月号に「複合危機が襲う中東・アフリカ」を寄稿されました。
https://www.jiia.or.jp/strategic_comment/2022-06.html
https://www.iwanami.co.jp/book/b612987.html
COP27には日本からエジプトへの訪問者も多いと聞きます。ロシア・ウクライナ危機の中、
地球規模の気候変動にどのような提言を創出できるのか、世界が注視する会議となっており、その
成果を伺う格好の機会となるかと存じます。ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
草々

◆ 日時:2022年12月2日(金)開始時間:カイロ10時から(日本時間17時から)
講演:60分 質疑応答:30分

◆ 配信方法:zoom
◆ 講演:「エジプトにとってのCOP27」
◆ 講師:井堂 有子(いどう ゆうこ)日本国際問題研究所研究員
◆ 要旨(講師記)
2022年11月6~18日にエジプトのシャルム・エル・シェイクにて開催される国連気候変動枠組み
条約第27回締約国会議(COP27)。アラブ・アフリカ・イスラーム世界において重要な役割を
担ってきたエジプトは既に1億人を超えた地域大国であり、開催前から既に「グリーンウォッシング
」との批判もあるものの、この国際的な会議がエジプトで開催されることの意味は大きい。本報告
では、COP27での実際の合意内容を確認するとともに、さまざまな視点からの評価を振り返り
つつ、気候変動と食料不安・危機にある時代のエジプト、中東・アフリカについて考えてみたい。
●参加方法:講演は無料となっております。
参加希望者は、氏名(フルネーム)と所属、第8回を明記の上、メール jspslecmet@gmail.com 宛に
前日までに必ずお申込みください。ZoomのURL、ID、パスワードをこちらより後日連絡いたします

※今回の講演は金曜、カイロ時間10時(日本時間17時)にオンラインのみで開催いたしますので、曜日・時間帯・参加方法をお間違えのないようにご注意ください。
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日本学術振興会カイロ研究連絡センター
JSPS Cairo Research Station
9 El Kamel Mohamed St, flat 4, Zamalek, Cairo.
Tel&Fax : +20-2-27363752
Email : jspslecmet@gmail.com,
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