前略、今回は俳優としてご活躍される串間太持さんをお招きし、一人芝居「木挽きのほほえみ」を上演していただく機会を設けました。ご公演の前に、フルート奏者仁瓶美奈さんの演奏をお楽しみいただきます。お二人を含む御一行は、公演までにエジプト各地を巡られる予定で、そのときまでに感じたことも含め、アップデートして上演される、しっとりとじっくりとかなり深い物語とのことです。
JSPSカイロ研究連絡センターも今年で、40年という節目にあたり、それを記念してこのような会を設定いたしました。手狭な事務所での公演となり、ご来場の皆さまにはご不便をおかけするかもしれません。また、収容に限りがあるため、なるべく多くの方にご視聴いただけるようにハイブリッドでのご案内といたします。
日時:2024年10月24日(木)18:00~20:00 公演1時間、交流会1時間
場所:JSPSカイロ研究連絡センター(オンライン同時配信)
◆ フルート演奏
奏者:仁瓶美奈(フルート奏者) 。2曲を予定。
◆ 一人芝居「木挽きのほほえみ」
演者:串間太持(俳優)
◆ 要旨(演者記) 2011年3月、東日本大震災の起こった翌日、盛岡の知人から電話が入った。「ここには笑いがない、串間さん、なんとかして」。被災し、インフラが機能していない地で、俳優として、何ができるのか。そう自問したとき、一人芝居だ! と閃いた。
それから4年後、宮崎の民謡【日向木挽唄~ひゅうがこびきうた】を基に、一人芝居を、伊勢の杜(もり)で生み出した。
『ムラに暮らす少年≪カイ』。家族と穏やかな生活をおくっているところに、マチの男が現れて・・・。≪カイ』の成長を通して、ご覧になるみなさまに、何かしらを感じて、お楽しみいただく、演じ手が一人で織りなしていく物語』
【木挽きのほほえみ】と名付けた作品は、日本各地をはじめ、アメリカ南北大陸やユーラシア大陸などでも演じることになった。《木挽き》とは、木こり・樵(きこり)・杣(そま)・山師。ピラミッド、サハラ砂漠、ナイル河・・・。それらの印象の強いエジプトの地で、日本の木・森の物語を演じたなら、果たしてどうなるだろうか?!終演後、ご覧いただいたみなさまにお話しいただくご感想の数々から、これからの世界を生きていく人々にとって、とても大事なヒントが生まれるかもしれない。そんなことをイメージしつつ、今回、エジプトの大切な聖地を巡る旅を通して得たことを、受け入れ抱き、2024年10月24日、舞台に立たせていただきます。どうぞ、みなさまも、お楽しみください。ありがとうございます。
- 参加方法:参加希望者は、下記Googleフォームにご記入の上、送信してください。なお、多くの皆さまにご参加いただきたいのですが、席数に限りがあるためにご来場者は先着順でご招待させていただきます。惜しくも来場を逃した皆様には、zoomの招待状をお送りいたします。