第三回「都市の世界史」講演会 オンライン(Zoom)

「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。
第3回は下記の要領で行います。

日時:2022年6月21日(火)19:30~21:00
講師:菅谷 成子先生(愛媛大学)
テーマ:「スペイン植民地都市マニラ」
【講師紹介】
愛媛大学客員教授。専門は、東南アジア史、フィリピン近世・近代史。著書に『歴史の資料を読む』(創風社出版、共著、2013年)、『近代アジアの自画像と他者:地域社会と「外国人」問題』(京都大学学術出版会、共著、2011年)、『近世の海域世界と地方統治』(汲古書院、共著、2010年)、「19世紀マニラにおける欧米人」(『資料学の方法を探る』18、2019年)などがある。
*今回は、スペイン植民地都市「マニラ市」の設置(1571年)によって、南シナ海交易ネットワーク上の港市であった「マイニラ」が新大陸とアジアを結ぶ結節点となり、城郭都市(イントラムロス)を核として発展した過程をたどりながら、そこに暮らす中国人移民や混血の人々などについてお話しいただきます。

申込先: https://forms.gle/nrRMD91ob4Khckwf8
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の6月20日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は40~45分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日(金) 深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日(火) 森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
【今後の予定】
第4回・7月15日(金) 森安孝夫先生(大阪大学)
第5回・9月 稲葉穣先生(京都大学)
第6回・10月 深沢克己先生(東京大学)

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