第二回EGAJS国際シンポジゥムのご案内 「中東文化と日本文化との比較研究」 ‘The Comparaive Study of Culture between the MiddleEast & Japan’

$国際エジプト日本研究会(EGAJS)概要
 近年、アラビア語圏における日本語学習熱は急速に高まりつつある。しかしその実情を見ると、この地域にお
ける日本語専門学校や大学学部の日本語講座は増加してはいるものの、日本に関する学問が大学院で研究され
、学位授与できるのはエジプトだけである。換言すれば、アラビア語圏における日本関連諸学の中心はエジプ
トである。国際エジプト日本研究会(EGypt Association of Japanese Studies)は、エジプトを中心としたアラ
ビア語圏の、日本または中東に関する諸学、日本と中東地域の比較研究、日本語・アラビア語の教育実践等の
、学術交流・研究発表・教育実践情報交換の場としての学会である。
 EGAJSは日本語をリンガフランカとし、①大会/例会主催。研究会支援。②会誌発行(WEB方式)③ホーム
ページ・名簿管理、読書室の利用、推薦状発行等の会員向けサービス等を主な活動内容としている。
 当研究会のホームページは;https://egajsoffice.wixsite.com/homepage
 こちらに会誌「中東・北アフリカ日本研究ジャーナル」(ISSN 2758-3244)が掲載されている。
$シンポジゥムの目的と内容
1.目的
 近年、アラビア語圏における日本語学習熱は急速に高まりつつある。しかしこの地域において日本語専門学
校や大学学部の日本語講座が増加してはいるものの、日本人文科学研究を大学院で研究し、学位授与もできる
のはエジプトだけである。EGAJSはその議論の場を第二回国際シンポジゥムとして提供する所存である。我々
は、このシンポジゥムを通じ、中東地域における日本研究熱がいっそう高まることを目的とする。
2.内容
カイロにおいて、2日間にわたるシンポジゥムを開催する。来賓挨拶・基調講演に続き、日本・中東に関す
る学術的な教育・研究活動に関するプレゼンテーション、または、中東進出企業(進出希望企業)の事業活動
に関するプレゼンテーション、そして、それぞれの質疑応答を行う。プレゼンテーションの方式は、口頭発表
方式、ポスタープレゼンテーション方式でとし、教育・研究活動のプレゼンテーションと事業活動のプレゼン
テーションを併せて約20名(グループ)募集する。参加者約300名を見込み、カイロ市内の国際交流基金カイロ
文化センターを会場に開催する。シンポジゥムの要項ならびにプレゼンテーションは、論集として、EGAJSホ
ームページにおいてWEBジャーナルで公開される。
また、シンポジゥム前に、シンポジゥム参加者有志によるカイロ市内及びその周辺の学術調査を行う。
今回の企画には日本の文化を広くエジプトの人々に知ってもらうことも目的であることを踏まえ、セミナー
あるいは講演方式で、シンポジゥムの翌日、日本から参加の研究者に分担いただき、アインシャムス大学・バ
ンハー大学・カイロ大学・ミスル大学などでセミナー/講演をお願いする。

$発表者公募
 本シンポジゥムにご興味をお持ちの方には、ぜひご発表をお願いしたい。発表をご希望の方は、以下の連絡
先メールアドレス双方に「第二回EGAJS国際シンポジゥム発表希望」という表題で、発表分野をお記しの上、
パスポートの顔写真ページを添付して10月14日(土)までにご連絡ください。ここでの発表題目・発表要旨は
不要です。その後、11月17日(金)までに発表題目・発表要旨を同じメールアドレス双方にお送りください
。11月30日(木)までにご発表の採否をお送りいただいたメールアドレスに連絡いたします。発表資格等は以
下の「発表者」をお読みください。なお、エジプト以外からご発表の方には些少ではありますが、援助の準備
がございます。
*発表者
 ① 発表者は日本語で発表・質疑応答できる者、または自分で日本語通訳を同伴できる者とする
 ② 発表は日本語または英語発表。アラビア語の場合は日本語通訳付とする。その場合、発表時間は日本語通
訳者の通訳する時間も含める。
 ③ 学術研究の発表者は大学院在籍以上のキャリアを有するか、実行委員会の承認した者とする。
 ④ 発表者の採否は大会実行委員会にて決定する。

$実行日程案
2024年2月29日木曜日 海外参加者お迎え(カイロ空港⇔カイロ市内)
3月1日 金曜日 カイロ近郊実地調査(大エジプト博物館/サラディン宮殿)
2日 土曜日 シンポジゥム一日目(国際交流基金文化センター)
9:30-10:30 開会式 来賓挨拶 写真撮影
10:45-12:00 基調講演 質疑応答 写真撮影
12:00-13:30 昼休憩
13:30-18:00 研究発表(口頭発表・ポスタープレゼンテーション 16:30-18:00は環境学セッション)
19:00-21:00 懇親会
3日 日曜日 シンポジゥム二日目(国際交流基金文化センター) 
9:30-12:30 研究発表(口頭発表・ポスタープレゼンテーション)
12:30-13:30 昼休憩
13:30-15:00 講評・総会・閉会式
4日 月曜日 アインシャムス大学・バンハー大学・カイロ大学・ミスル大学・JF・学振等
午前-午後 セミナーあるいは講演 
夕方 カイロ市内調査(オールドカイロ/ハンハリーリ)
5日 火曜日 海外参加者見送り(カイロ市内⇔カイロ空港)

$連絡先
vakeneco28@gmail.com 菊地 真(KIKUCHI Makoto)
NQF15651@nifty.com  出野 尚紀(IDENO Naoki)

ホームイベントその他のイベント第二回EGAJS国際シンポジゥムのご案内 「中東文化と日本文化との比較研究」 ‘The Comparaive…