第3回中東・オリエント建築研究会(Zoom)のご案内
「デジタル化時代の歴史/建築史研究について考える― 中世カイロの寄進施設を題材にしたプロジェクトの試みから」
前略、新年度を間近に控え、 みなさまますますご活躍のことと存じます。この度、「 第3回中東・オリエント建築研究会」を 2021年4⽉12⽇に開催することとなりました。
ぜひ、多くのみなさまにご参加いただきたく、ご案内いたします。
昨年度の第1回、第2回には多くのご参加、 ありがとうございました。今年度も引き続き、 研究会を企画していく予定ですので、 どうぞよろしくお願いいたします。第3回は、歴史学
を専攻されるお⼆⽅を迎え、 カイロを題材にその都市史および最新のプロジェクト成果をご発表 いただきます。その後、 デリーの中世イスラーム建築データベースの経験から、データ
の公開について深⾒がコメントいたします。 研究は様々なデータを必要としますが、 中でも建築物の画像データや位置デ ータから空間を捉えていくという可能性を、研究の基礎資料あ
るいは共同研究を視野に議論してみたい所存です。
講演、コメント、討論の三部構成とし、 オンラインの開催となりますので、万象お繰り合わせの上、 ご参加のほど、よろしくお願いいたします。
【⽇時】 2021年4⽉12⽇(⽉曜⽇) 午後7時から9時 (日本時間) ※午後12時から2時(エジプト時間)
【配信⽅法】 Zoom
【講演】
●吉村武典(⼤東⽂化⼤学)
「マムルーク朝時代の都市カイロの発展−建築・⼟⽊・ インフラ整備を通して」
●熊倉和歌⼦(東京外国語⼤学)
「ひらかれた歴史学を⽬指して̶̶カラーウーン VR プロジェクトの課題と展望」
(本報告は、東京外国語⼤学アジア・アフリカ⾔語⽂ 化研究所共同利⽤共同研究課題「中東・イス ラームの歴史と歴史空間の可視化分析― デジタル化時代の学知の共有をめざして」
の成果の⼀環です。)
【コメント】 深⾒奈緒⼦(⽇本学術振興会カイロ研究連絡センター)
【司会】 守⽥正史(横浜国⽴⼤学)
【参加⽅法】 参加者は、⽒名(フルネーム)と所属を明記の上、講演 (聴講無料)申込内容を、 メール (jspslecmet@gmail.com) にて、前⽇までに必ずお申込みください。
ZoomのURL、ID、パス ワードを後日こちらより連絡いたします。