2018年3月1日 2017年度第8回定例懇話会(3/1)のお知らせ 不妊治療の時代のエジプトー生殖補助技術は何をもらしたのか 講師:後藤絵美「東京大学東洋文化研究所准教授」

◆ 場所:日本学術振興会カイロ研究連絡センター多目的集会室
◆ 講演:不妊治療の時代のエジプトー生殖補助技術は何をもらしたのか
◆ 講師:後藤絵美「東京大学東洋文化研究所准教授」
◆ 要旨(講師記)
世界初の体外受精児がイギリスで誕生したのは1978年のこと。情報や医療技術のグローバル化が進む中、この出来事は日本などと同様に、エジプトの人々にとっても新しい時代の幕開けを意味した。1987年に国内初の体外受精専門クリニックが開設され、翌年、最初の体外受精児が誕生した。その後も技術は進歩し、それを提供する施設の数も増えている。
生殖補助技術の利用をめぐって、エジプトに特徴的なのは、(1)倫理の基礎にイスラーム教があること、(2)結婚し子をもち親になることが規範化されていること、という二点である。こうした社会に生殖補助技術が何をもたらしたのかを考えてみたい。

参加:参加者は、氏名を明記の上、講演 (聴講無料) および懇親会 (参加費30LE) の申込内容を、メール(jspslecmet@gmail.com)にて、前日までにお伝えください。

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