【イベントの概要】独立行政法人日本学術振興会(JSPS)、アレキサンダー・フォン・フ
ンボルト財団(AvH) 共催の会議が、カイロのナショナル・リサーチセンターで行われた。
会議では、Sceince & and Sceince Management for Sustainable Development( 持続的発展
のための科学及びそのマネージメント) が主要なテーマとして行われ、参加者は200 名
を超え、エジプト、ドイツ、日本ばかりではなく、イタリア、ヨルダン、レバノン、モロッ
コ、チュニジアなどからも発表者を迎え、国際色豊かなシンポジウムとなった。また
エジプト各地の大学や学術機関に輩出された学術振興会のOB が駆けつけた。シンポジ
ウムは3 日間に渡って行われ、初日はJSPS とAvH の活動の成果発表、2 日めは若い研究
者の研究発表を中心に行い、優秀な者にはJunior Scientists Session にて発表をさせた。
最終日は科学ネットワークとマネジメントについてのワークショップ、そしてJSPS と
AvH のアプローチがエジプトの科学研究の将来にどのような影響を与えるかのパネル
ディスカッションを行った。
