日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Online)
(2022年度第2回のお知らせ)
前略、夏休みを控え、お忙しい毎日をお送りのことと存じます。
この度は古代エジプトの言語をご専門とされる永井先生に、
オンラインで古代エジプト後の情報基盤についてのお話を伺えることとなりました。
永井先生はヒエログリフやヒエラティックなど言語に関するご著書や研究論文に加え、
『ヒエラティック古書体学』データベース(Hieratische Paläographie DB)を構築されるなど情報学への造詣が深く、
研究の新たな方向性を模索していらっしゃいます。
ぜひ多くのみなさまに、議論にご参加いただきたく、ご案内いたします。
草々
◆ 日時:2022年7月29日(金) 開始時間:カイロ13時 (日本時間20時より) 60分質疑応答:30分
◆ 配信方法:zoom
◆ 講演:「情報基盤としての古代エジプト語:研究データの体系化、暗黙知の可視化、総合知の創出」
◆ 講師:永井正勝(東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)・特任准教授)
◆ 要旨(講師記)発表者は古代エジプト語の言語研究を行っているが、
本発表では、言語研究そのものではなく、
研究データの利活用という観点から、
古代エジプト語研究で必要となる情報基盤について話題提供を行う。
議論の最初に、古代エジプト語研究で、
どのようなものがデータとなるのかという点について述べる。
次に、研究データのあり方を考えた際、
暗黙知の可視化が重要となることを指摘する。
最後に、可視化された暗黙知を含めた研究データの公開と、
それによって期待される総合知の創出について考えることとする。
●参加方法:講演は無料となっております。
オンラインでの参加希望者は、
氏名(フルネーム)と所属、第2回定例懇話会と明記の上、
メールjspslecmet@gmail.com宛に前日までに必ずお申込みください。
ZoomのURL、ID、パスワードをこちらより後日連絡いたします。
※今回の講演は金曜に開催いたしますので、
曜日をお間違えのないようにご注意ください。