九州大学は、エジプトの首都カイロに海外オフィスを設置し、本学のみならず若国の大学全体に資する情報の収集と発信に努めてきました。
エジプトは、古くから「アラブの盟主」の異名で親しまれており、現在でも中東・北アフリカ地域から多くの研究者は留学生が集まる学術・文化の中心地として、優秀な人材を輩出しています。
また、平成28年2月のエル・シーシ エジプト大統領訪日時に安倍総理と共に発表した「エジプト・日本教育パートナーシップ」(EJEP)を踏まえ、両国間の教育分野での協力強化、具体的な方策としてのエジプトから日本への留学生等の増加が計画され、今後、留学生借款事業等により5年間で2、500名の派遣が計画されているところです。
以上の状況に鑑み、エジプトの大学生及び高校生に対する。日本留学への関心を喚起する機会提供の目的で、九州大学と在エジプト日本国大使館は、平成29年3月に日本留学フェアーを共催で実施しました。
特に、エジプト国内最大の学生数を擁するカイロ大学及び上エジプト地方の中核大学であるあシュート大学の2箇所で開催することによって、エジプト全土において幅広く本計画及び我が国の大学の特色を周知させました。
JSPSは、両大学の研究者に対してブーズを設けて情報を提供しました。