第7回 中東・オリエント建築研究会のご案内 (zoomオンライン)

第7回 中東・オリエント建築研究会のご案内

前略、この度、「第7回 中東・オリエント建築研究会;都市の街路−オスティア、シエナ、カイロ」を2022年7月27日(水)に開催することとなりました。昨年12月以来の開催となります。ぜひ、多くのみなさまにご参加いただきたく、ご案内いたします。オンラインの開催となりますので、お手続きのほど、よろしくお願いいたします。

 前回は市場空間をテーマといたしましたが、今回は都市内の通りに目を向け、3世紀から4世紀のオスティア、12世紀から15世紀のシエナ、18世紀末のカイロについて、それぞれの発表者が形態や特徴、あるいは建物との関係性について話題を提供いたします。オスティアはおりしもローマ帝国の弱体化に伴う衰退期に、シエナはコムーネのもと数度の市壁の拡張期に、カイロはヨーロッパの介入を目前に控えた前近代都市の安定期にあたります。都市の固有性やフェーズなどそれぞれ特異な側面があると同時に、3つの都市ともに複雑な街路網をもつ点は共通しております。質疑応答の時間には、みなさまからの活発なご意見をいただき、中東・オリエントの伝統的都市や建築をほりさげる機会になりますことを期待しております。

草々

【 日 時 】  2022年7月27日(水曜日) 午後8時から10時

【 配信方法 】  Zoom

【プログラム】  

20:00  開始  主旨説明 守田 正志(横浜国立大学)

20:05-20:25  「オスティアにおける街路の変容」

堀 賀貴(九州大学)

20:25-20:45  「シエナ-14世紀都市条例にみる街路の整備」

片山 伸也(日本女子大学)

20:45-21:05 「カイロ-ナポレオンの詳細地図にみる街路網」

深見 奈緒子(JSPSカイロ研究連絡センター)

21:05- 質疑応答



【 司会 】 守田 正志(横浜国立大学)

【参加方法】  参加者は、氏名(フルネーム)と所属を明記の上、講演 (聴講無料)申込内容を、メール (jspslecmet@gmail.com)にて、前日までに必ずお申込みください。Zoomの URL、ID、パスワードをこちらよりご連絡いたします。

草々

岡田保良 深見奈緒子

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