日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(対面) (2023年度第1回のお知らせ)

日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(対面)

(2023年度第1回のお知らせ)

前略、新たな年度が始まり、第1回懇話会にエジプトのアコリス遺跡のミイラ分析を進める杉本先生をお迎えいたします。先生は、外科医としてご活躍するだけでなく、医療画像解析や手術ナビゲーションシステムなど、医療分野における新規先端技術開発を牽引していらっしゃいます。その活用の一端として、ミイラの声を聞くお仕事に、手を染められ、ミイラのCT画像データから3Dを構築し、VR仮想現実やAR拡張現実として体感できる技術を開発されました。以下に、さまざまなご活躍の一端をご紹介いたします。2018年5月には情熱大陸にご出演されております。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO54704020S0A120C2000000/

https://aom-tokyo.com/exhibition/221210_akorismummy.html

https://www.mbs.jp/jounetsu/2018/05_27.shtml

今回は杉本先生御一行のエジプト訪問に伴い、久しぶりに対面だけの懇話会を、金曜日の夕方に企画させていただきました。ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。ご参加の手続きは、いつも通りご連絡いただきたいと思います。また、コロナ禍前に慣例であった、ご講演後の懇親会も企画し、先生方御一行との懇親を深めたいと存じます。こちらにも是非ご参加ください。

草々

◆ 日時:2023年5月19日(金)開始時間:カイロ17時半から(開場17時)

講演:60分 質疑応答:30分

◆ 講演:「ミイラのCT画像解析の最新情報:3Dバーチャルリアリティと3Dプリンタ」

◆ 講師:杉本真樹 帝京大学冲永総合研究所 Innovation Lab教授、Holoeyes株式会社CEO

◆ 要旨(講師記)

ミイラの画像診断は、X線、C T、MRIなどにより非破壊的に解剖学的診断ができるようになり、侵襲的な組織採取を補完または代替する可能性があります。最近では3D解析や仮想現実、拡張現実、3Dプリンタによる立体空間的解析も活用されており、科学研究から博物館展示などに応用されています。その活用の実際を現役外科医が医学的見解も併せて、分かりやすく解説します。

  • 参加方法:講演は無料となっております。参加希望者は、氏名を明記の上、講演(聴講無料)及び懇親会(参加費50EGP)の申込内容を、メール(jspslecmet@gmail.com)に、前日までにお伝えください。

※今回の講演は金曜夕刻に開催いたしますので、日時をお間違えのないようにご注意ください。

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日本学術振興会カイロ研究連絡センター

JSPS Cairo Research Station

Flat no.4, 9 al-Kamil Muhammad Street

Zamalek, Cairo, Egypt

Tel. Fax. 02-2736-3752

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