日本学術振興会カイロ研究連絡センター 2020年度第8回定例懇話会(Zoom)のお知らせ 『太陽の船プロジェクトのこれまでの歩みと今後の計画』 講師:黒河内宏昌(東日本国際大学エジプト考古学研究所・教授)

日本学術振興会カイロ研究連絡センター 2020年度第8回定例懇話会(Zoom)のお知らせ

2月にはいり、カイロは随分と暖かくなってまいりました。今回はギザで10年来、太陽の船のプロジェクトを続けていらっしゃる黒河内先生にその成果をお話しいただきます。みなさまのご参加をお待ちしております。

◆ 日時:2021年2月20日(土曜) 開始時間:カイロ13時より (日本時間20時より) 60分 質疑応答:30分

◆ 配信方法:Zoom

◆ 講演:『太陽の船プロジェクトのこれまでの歩みと今後の計画

◆ 講師:黒河内宏昌(東日本国際大学エジプト考古学研究所・教授)

◆ 要旨(講師記)
ギザ遺跡のクフ王ピラミッドには、紀元前2600年ころまでさかのぼる世界最古の木造船が、地下の船坑に分解されて副葬されていた。しかし船坑の劣悪な環境により、劣化が進んでしまったため、これを取り上げ、大エジプト博物館に収蔵するプロジェクトが、エジプト考古学者の吉村作治(東日本国際大学学長)とエジプト考古省によって、JICA等の支援を得て2009年から続けられてきた。現在は船坑からの部材の取り上げがほぼ終了し、大エジプト博物館での作業にとりかかる段階である。このプロジェクトの近況をご報告したい。

●参加方法:参加者は、氏名(フルネーム)と所属を明記の上、講演 (聴講無料)申込内容を、メール(jspslecmet@gmail.com)にて、前日までに必ずお申込みください。
ZoomのURL、ID、パスワードをこちらより連絡いたします

※今回の講演は土曜に開催いたしますので、曜日をお間違えの無いようにご注意ください。

     

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