2017年4月6日 2017年度第1回定例懇話会「19世紀アレッポにおける都市名望の一例-公職への任命と帝国批判」(講演者:杉本悠子)

日時:2017 年 4 月 6 日(木)18:00 開場 18:30 講演 20:00 懇親会 21:00 閉会
場所:日本学術振興会カイロ研究連絡センター多目的集会
講演: 19 世紀アレッポにおける都市名望家の一例 ‐公職への任命と帝国批判‐」
杉本 悠子(早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程)

18-19世紀にさしかかりオスマン帝国の外交・軍事上の弱体化が明らかなものとなる中、 徴税請負制の導入で、帝国各地では土地集積を背景に新たな有力者が台頭し始めた。帝国治下のシリア地域はヨーロッパ列強による植民地経済に組み込まれつつあり、エジプト軍
による占領、天災、疫病の流行等で困難を経験する一方、シリア北部の都市アレッポはオ スマン帝国における主要な都市の一つであり、内陸交易の要衝として機能し続けた。 アレッポにおいても、有力者はワクフの設定や徴税請負によって経済的な基盤を確立し、 また公職に任命されることによって政治的な権力を得ようと努めた。 本発表では、アレッポの有力な一族であり、近代の代表的なイスラーム改革主義者の一人であるカワーキビーを輩出したカワーキビー家を取り上げて、アレッポでの有力者の盛衰の一例を概観し、一族の公職への任命という観点からカワーキビーの思想の分析を試み る。

参加:参加者は、氏名を明記の上、講演(聴講無料)および懇親会(参加費 30LE)の申込内容を、メール(JSPSlecmet@gmail.com)あるいは電話・Fax.(02-2736-3752)に、前日までにお伝え下さい(収容人数の関係上、参加者は 40 人までに限らせて頂きます)。

注)本懇話会を円滑に進めるために、事前に参加人数を事務局が把握し、懇親会は参加費支払型にしております。なお物価高騰の折、懇親会費を値上いたしました。ご理解頂ければ幸いです。

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